大学生のオカメちゃんこと福澤緒香芽は、ひょんなことから、高校生の王子悠の女性恐怖症を克服させるために、悠と二人暮らしをすることになる。オカメちゃんは悠を怖がらせないように、悠の前ではオカメのお面を付けて生活することになるが、食事の時はお面を外さないといけないため、悠がオカメちゃんの顔が見えないように眼鏡を取ることに。すると、悠は王子様並のイケメンで、今度はオカメちゃんのほうが何も話せなくなってしまうのだった。
ある日、オカメちゃんの兄である福澤陽人が、悠を合コンに連れて行く。女性に囲まれた悠は、女性が見えないように眼鏡を取るが、そのイケメンっぷりに、かえって女性たちの注目を浴びてしまう。慌てて眼鏡を掛けるも、その中の一人に、お持ち帰りされそうになってしまう悠。そこに、オカメのお面を付けたオカメちゃんが登場。女性を引き離し、連れ帰ってくれたオカメちゃんが、悠には救世主に見えるのだった。
またある日、悠の宿題をオカメちゃんが見てあげていると、オカメちゃんの目にゴミが入る。悠に背を向けてお面を外そうとするオカメちゃんを悠が静止し、お面を取ってあげる。オカメちゃんは目を擦り、ゴミが取れて目を開ける。目の前には悠の顔。見つめ合う二人。そこで、二人は初めてお互いを異性として意識するのだった。
お面なしでもオカメちゃんなら大丈夫になった悠だったが、オカメちゃんは自分が女性として見られてないからなのではと思い、悠の前で女性らしい振る舞いをし始める。いつものオカメちゃんに戻ってほしい悠は、オカメちゃんの気持ちを知り、女性として見ていることを伝える。
女性恐怖症の克服も二人の恋路も順調に進むかと思われた時、女性恐怖症となった原因である一ノ瀬美麗が悠の目の前に現れる。
果たして、悠とオカメちゃんの運命は……!?