108歳で大往生した麻理子。
目を覚ますと、白いウサギが遊ぶファンタジックなテーマパークにいた。そこで麻理子は生涯の推しアイドル、十流(とおる)と出会う。若い頃の姿に戻っていた麻理子は、十流とのデート気分を楽しむ。
テーマパークの特設ステージで、十流は麻理子のために歌ってあげると、舞台上へ。十流の歌う姿に感動する麻理子だったが、胸騒ぎが……。
次の瞬間、十流が銃弾で撃たれて倒れる。
80年前、十流はこの場所で、アンチによって殺されたのだった――。
すると麻理子は、再びテーマパークの入り口に。タイムループしていることに気づく。
再会した十流には記憶があり、殺されたショックで憔悴している。推しの苦しむ姿をこれ以上見たくないと、麻理子は「推しが殺される日」を繰り返しながら、十流を守ろうと悪戦苦闘する。
その後、園内に散らばる十流と同じアイドルグループのメンバーを探し出して協力者に。そして「この世界での」犯人を探し出そうとする。
手掛かりは園内に隠されていた。その謎を解きながら、麻理子は犯人に迫って行く。
ラスト、犯人の正体が明かされるのだが、それはなんと――