――地味なカリスマ塾講師だと思っていた先輩が、実は信じられないくらいの美女男子でした。
大学の合格を掴み、塾講師としてアルバイトにも励む日々を送る主人公。ひょんなことから、シェアハウスに住むことになったが、そこにはなんと先輩講師がいた。
相変わらずの地味さと真面目さによる「デキる男感」の漂う雰囲気に怯みかけるが、休日である翌日の彼は少し様子が違っていて……。
「っぽい格好は大事でしょう。切り替えて常に楽しむ――それこそが人生の醍醐味を生むんだからさ」
勉強にしか興味なさそうな先輩のオフは、メイク男子だった!しかも、普段かけているメガネを取ったら見違えるほどの美人で、脳がショートしかける主人公。
そこにもう一人の住人、通称・廃人大学生が現れ、ゾンビが徘徊するようにシェアハウスを出て行ったと思ったら……どうしてか自宅のインターホンを鳴らしてきた!
「何と言われましても、これオレの仕事なんで……ハイ」
普段は何もしたくない廃人大学生のオンは、凄腕ハウスキーパーだった……!