主人公の柳田篤は小学校の時転校していったサチオが唯一篤をいじめから救ってくれたヒーローだったが進路選択を前に自殺を決意した。しかしホタルを見て自殺を踏みとどまる。
友達になった小石夢と大学野球部に入部すると三年生の全国大会で優勝した。翌朝目覚めるとそこは病院だった。そして篤は三年間も意識不明だったことを告げられる。ノートに見た夢を書き出すと現実と交錯している事がわかった。しかし現実のサチオは既に死んでいた。サチオの部屋にあったノートにはサチオの超能力が記載され、そこに篤を矯正する計画が書かれていた。そして小石も死んだことが書かれていた。篤は見事計画通りに立ち直ったが同時に二人の死を受け入れなければならなかった。退院後自宅で見たホタルに二人に対する思いをぶつける。