豪華絢爛、都会を支配するネオン。煌々と輝く光に照らされて、若者たちは今日も踊り狂う。その裏には必ず、影が出来る。影の中では、悪霊という名の人間の天敵達が支配しているのであった。
響奏、都内の高校に通う高校生。普段は真面目だが、今日は友達の凛に誘われて、クラブに来ていた。そこで、男達に、別室に連れていかれる事に、急に暴れ出す男、誰も押さえつける事が出来ない。常人な男の力ではない。瞬く間に無力化された奏と凛。その瞬間、男の体から黒い闇のようなものがでてきた。お化けだ。
奏はその黒い闇に丸飲みにされてしまう。奏も絶体絶命のピンチに陥るが、ヒーローがあらわれる。奏は、魔法のようなものを期待するが、そのヒーロー天海香は、お化けを踊り食いし始めた。異様な光景にびびる奏a足を食った所で、思案しだす天海。暴れていたお化けもおとなしくなり凛を吐き出す。足だけ食べたところで、ウンウン頷く天海。天海は、お化けの一部を食べる事によって、そのお化けの記憶を再生する事が出来るのだ。今回の霊は親子の霊。貧しいながらも、2人で支えながら生きてきた親子、しかし、ひき逃げにて殺された悲運の霊だったのだ。親子を成仏させるために、天海は、記憶の一部を手掛かりに犯人を捜す。赤い車が記憶の手がかりになり、犯人を見つけ出す天海。しかし、犯人は人間とは思えぬ、尋常ならぬ力を発揮する。悪霊に取りつかれているのだ。天海は霊の一部を吐き出しそれを武器にして戦う。しかし、それでも苦戦する天海。親子の霊をもっと食べようとするが食べる場所が残り少ない。奏の命令通り、顔を選んで食べて、それを吐き出し武器にして戦い、なんとか悪霊を倒す事が出来た天海。最後は、母親の霊が子供の霊を温かく手で包み込み成仏するのであった。
響奏は迷っていた。実はイートバスターズ、天海香から仕事を手伝わないか誘いを受けていたのだった。そんな中、クラスメイトの畑中音羽の様子がおかしい事に気が付いたのだった。霊に取りつかれていると思った響は音羽の後をつける。すると、鉄骨が落ちてきたり、車にはねられそうになったりする音羽。居ても立っても居られなくなった響は、天海の誘いを受ける。天海は、音羽に憑いている霊を退治し始めるために、食べるが、実はそれは音羽の双子の姉の美音で、昔、音羽の身代わりになって死んでしまったのだった。美音の記憶を頼りに、音羽を殺そうとしている悪霊を探し出す天海。音羽の記憶と美音の記憶が重なり悪霊を見つけ出す天海。天海は美音の腕を食べて、武器を作り出し悪霊を退治する。美音は音羽のピアノを聞いて成仏していく。一件落着かのように思われたが、悪霊の裏に何かが、蠢いている事に気付く天海。
悪霊たちの親玉に気付いた天海は雑魚を退治しながら親玉に近づいていく。
親玉を探し出している途中で、とある霊を食べた天海。ホームレスの霊だと気づく。ホームレスの記憶を辿る天海。成仏出来ないのは、家族が原因だと気づく。家族を無事探し出し、事件は解決するかと思われたが、悪霊使いが現れて、ホームレスを悪霊にしてしまう。家族を襲うホームレスの霊。それを見て楽しむ悪霊使い。キレた天海が悪霊使いと対峙する。