令和XX年、北海道だけが幕末末期の時代にタイムスリップしてしまう。
北海道に到着した土方歳三は出会った主人公に函館を案内させ、状況を理解した上で北海道知事との面会を求める。
知事は自衛隊のバックアップの元に臨時北海道政府を樹立させ初代首相となる。そして内政の難局(食料・エネルギー問題)を打開すべく榎本武揚に明治政府との交渉に当たらせる。
自衛隊と供に江戸に向かった榎本は、西郷隆盛に北海道政府を認めさせ安全保障条約を結ぶ。しかし最後まで明治政府軍との戦争継続を主張し条約に反対していた土方は旧幕府軍を脱し野に下る。
平成の時代に戻る研究が進む中、同時期にタイムスリップしていたxx国が軍隊を日本本土へ送り武力侵攻を開始する。圧倒的な軍事力により、為すすべもない明治政府軍であったが、北海道自衛隊の参戦により形勢を逆転させ撃退に成功する。
XX国の真の目的は北海道の支配にあった。核兵器を札幌に持ち込み無条件降伏を迫るxx国テロリスト。やむなく降伏を決断した首相だが、独断で行動を起こした土方と新撰組は核兵器を奪取しテロリストを制圧する。
しかし戦闘中に被弾した土方は救出した主人公の胸の中で静かに息を引き取る。
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