足りない何か…
私は何も感じない。
そんなんじゃ生きている感じしない
何を求めているのか
そんなものわかるわけないのに
助けて生きたい
あなたを
感じたい
私の本当の名前は桜宮奏 オウミヤ カナデ
いつも名前を隠して生きている
何故ならわたしは表の世界とはちがう
裏というものがありそこにずっと住んでいる
みんなとは違う
隠し事だってするし、平気で嘘をつく
きゃー
うるさい
まただ
この学校には暴走族関係、ヤンキー、極道だったりといっぱい有名人が通っている少し特殊な学校
もちろん私も
景「うるせぇ。」
この景という男。確か西園寺景だったきがする。
世界ナンバーワン暴走族己龍の総長でもあるし、世界ナンバーワン極道西園寺組の若頭でもある。
おまけに顔。綺麗な濁りともない黒髪に、奥には真っ黒のものが宿っている、でも綺麗で瞳に吸われていきそうな深紅の瞳。
さすがだなぁ。
少し観察していると、ふと視線を感じみてみると、なんと西園寺景がみていた。
うそ
私が観察しているのは屋上よ
こいつ野生のかんとかしゃれにならんって。
逃げないと。あれに捕まったら二度と戻れなそうな感じがした。私は私じゃなくなるような感じがした。
でも、それを求めている私がいるのもある。
景side
屋上のどこからかいつもはきにならないような視線を感知した。ふと興味本位でみてみるとそこには、いつか消えてしまいそうで、でもすごくきれいな黒髪に、どこか深い海の中に沈められそうなサファイヤの瞳。
あいつが欲しいと心の奥から感じた。
やっと、
景「見つけた」
悠馬「どうした?景。そんな今からでも獲物を捕らえようとしてる不気味な笑みは。」
景「見つけたんだ。おれはあいつを手に入れる。」
己龍メンバーは唖然とした顔をした。
驚くのもしかたない。俺は今までそんなことは言わなかった。
でもしかたねぇだろ。あいつがどうしても欲しい
でもあいつは簡単に手に入れさせてくれないだろう。
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