主人公の「鷹宮のぞみ」は、アイドルを志す21歳。研修生にはなれたものの、一向にデビューする気配がない。人気アイドルグループ「SNP37」のサポーターのようなことをしながら、虚しい日々を送っていた。
そんなある日、超絶人気俳優の「八島要」が、のぞみの自宅前で酔いつぶれていた。八島要その人とは知らず介抱するのぞみ。しかし、八島はのぞみ宅の鍵を無断で持ち出してしまう。
鍵を人質に取られ、八島の家事手伝い(有償)という名目で同棲を迫られるのぞみ。
こうして、アイドルのなりそこないと人気俳優のひとつ屋根の下の生活が始まった。
そんなおり、SNP37のいじめが発覚する。激怒したのぞみがメンバーを糾弾し、マネージャーに報告したまでは良かったが、メディアで散々騒がれる事態に。のぞみは事務所から解雇され、憧れていたアイドルへの夢も潰え、絶望する。彼女を救ったのは八島だった。彼には、のぞみとどうしても会わなければならない理由があった。