今日もバイトだ。
週3のバイトはお小遣い稼ぎの暇つぶし。高校生になってから初めたバイトは、人間関係にも恵まれて、それなりに楽しんでいた。
そんな時、新しいバイト君が入ってきた。
「初めまして、新しく入った、バイトの石崎です、よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
よく見ると、中学が一緒の先輩だった。
中学時代目立つ存在でもない自分のことは、先輩は気づくことなく、挨拶をかわし、さおりだけが、気づく事となった。
数日がたち、なぜか、石崎先輩の態度がぎこちない事に気づく。
「俺、さおりちゃんみたいなタイプ」
石崎先輩に嫌われてたんだ。。