『あと少し世界が続いたらきっと泣き叫んでしまう』を書き終わって
『あと少しー』をお読みくださった方、本当にありがとうございました。しおり、はさんでくださった方、励みになりました。どこからお名前見ればいいんでしょう。使いこなせていない……。
そしてこんな素敵な場所を与えてくださった魔法のiらんどのスタッフの皆さまにも感謝申し上げます。
さて作品についてです。一言で言うとしんどかったです(笑)こんなに長くて暗い話になるとは自分でも思ってませんでした。よく言われていることですが、登場人物たちに引っ張られました。逆に私の力不足で、ちゃんと君たちのことうまく表現できなくてごめんね?ぐらいの気持ちでした。前回もそうだったのですが、今回も取材不足でかなり適当なことを書きまくって自己嫌悪に陥ることもありました。本当にでたらめだらけで申し訳ありません。
なのにしつこく次は、有司と瑞希の男子校時代のお話を書こうと思っています。元々、有司×瑞希が一番最初にできたお話で、次が今回の『あと少し』で、最後に魔法のiらんどでも公開させていただいてる『レモンの色と朝焼けのオレンジ』でこちらに高校時代の裕揮と一葉をチラと登場させてしまったので、私の中で勝手に3部作みたいになって、有司×瑞希を完成させないことにはなんか終わってない感があるし、やっぱり書くのが楽しいのです。
ただ『レモン』を書き終わったあと、今飲んでいる向精神薬を減らします宣言しながらまだ1ミリも減っていなくて、それには色々と言い訳があるのですが、減薬のやり方が体質に合わなくて酷い離脱症状でのたうち回ってしまい、幸い再服薬ですぐに回復したものの、年度末に向けてストレス過多で更にメンタルをやられ、やっとおちついた今、別のやり方で減薬しようとあれこれ準備をしていて、そちらと、溜め込んだ雑用を片付けて、落ち着いたら次を書き始めようかと思っているのですが、我慢できずにすぐ書いちゃうかもです。またでたらめで幼稚で、愛すべき物語を。
2023年6月吉日
笹木シスコ
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
まだコメントがありません