『――もっと伝えておけばよかった。会話しておけばよかった。
もっと素直に、なっていればよかった』
『もう二度と、俺を置いて行かないで』
感情と痛覚が鈍くなる魔法をかけられ、その無表情さと強さを畏怖され「破滅の魔女」と呼ばれていた元『王国の筆頭魔女』リーベラ。
弟子を救う魔法と引き換えに、弱冠26歳で死ぬはずだった彼女は、魔法が成功しても生き残った。
――なぜか、16歳の姿に若返って。
「破滅の魔女」当時のほぼ全ての力を失い、別人として新たな人生を生きようとするが、犬猿の仲だったはずの幼馴染騎士・オルクス(美青年)が突然やたらと世話を焼こうとしてきて、リーベラは戸惑う。
素直になれない元最強の魔女と、彼女に振り向いてほしいが上手く気持ちを伝えられない王国の筆頭騎士(拗らせてヤンデレ気味)の、恋の行方はいかに……?
これは、感情が鈍くなる呪いをかけられ、人との関係性が乏しかった元魔女が、人との触れ合いを繰り返しながら幸せになっていく物語。
※「小説家になろう」にて、先行連載中です。
ファンタジー
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