数か月前に死んだ彼女の宮原朝陽。朝陽を失ってからやつれていく海野優光。そんな優光のもとに、幽霊となった朝陽が現れた。朝陽が現れるのは、太陽が昇っている間。優光は朝陽に触れることが出来るが、話す事は出来ない。それでも優光は、朝陽と共に過ごし、以前のように明るくなった。
そんな優光の変化に気づいた優光の同僚、小野田壱星。優光は壱星に朝陽の事を打ち明ける。しかし、壱星に朝陽の姿は見えない。
壱星は、朝陽が成仏していないのはこの世に未練があるからだと優光に告げる。
優光は自分のために会いに来てくれたんだと思っているため、壱星の言葉を受け入れることが出来なかった。
優光は朝陽の為にどんな決断をするのか。
たった二週間の愛する人を想った物語。