陽斗はΩだがヒートが来ない特異体質だった。ヒートが来ない自信を出来損ないと思ってしまう陽斗を菖と康人が支えていた。αの菖は大企業に就職し、陽斗を推薦し同じ職場に就職する。
陽斗が就職した先の社長の柴原。彼はαで若いながらも大企業の社長を務める。
自身も営業部にはよく顔を出し、仕事をする事から営業部にΩを配置することは無かったが、ヒートの無いΩである事と優秀な菖の推薦もあって陽斗の営業部入りを認める。
そして、初出勤の日。2人の目が合った瞬間にお互いは理解する。
「この人が運命の相手」だと。
優秀で経験豊富な柴原と、恋愛ド初心者の陽斗の恋愛は上手くいくのか?周りの人間を巻き込んでいく。
ある日、陽斗を好きだと言う営業先の丸下が現れる。彼は運命の相手がいるといっても構わずに陽斗にアタックする。
その光景を見て柴原が先に陽斗に惹かれている事を自覚する。
そして、陽斗に好きになってもらうように努力する。
色んな出来事を乗り越え、陽斗はいつしか柴原に惹かれ、好きになっている事に気付く。
そして気付いた瞬間にヒートが訪れる。
陽斗が心から人を愛した時にヒートが訪れる。そして柴原と結ばれる事になる。