章のタイトルについて
章のタイトル、悩むのも楽しい時間でした。
「傘の下の狂気」……最初は「雨の中、傘の下」でした。ほのぼのイチャラブの雰囲気を匂わせつつ、実はホラー風味というギャップにしたかったのですが、興味を持ってもらいたく改めました。
「星の夜」……元ネタはサイボーグ009の「星祭りの夜」ですね。(年がバレるな)
「物言えぬ旗」……これはすんなり決まりました。旗? そらしゃべらんだろ、的な。
「一寸先は」……元は「帰路」。うーん地味。改題わりと悩みました。
「夜天の機士」……がんばって厨二っぽい読み考えました。
「迷彩の兵士」……迷彩服、ではなく迷彩。『迷彩(めいさい)は、敵の目を欺くためのカモフラージュ技術の1つで……』(Wikipediaより)……ということなんですよ。
「赤い悪魔」……ベルギー代表、ではなく、「幼年期の終り」のカレルレン(の映像化された容姿)が頭に焼き付いてたんですね。
「夏のおわり」……理緒とは夏までのおつきあい。ちなみに芙蓉少尉の芙蓉とは、夏から秋への移ろいを意味してます。彼女の登場は、夏が終わる予告でした。
「アルテミスはオリオンを射抜く」……「引き金」から変更。一番書きたかったところなのでタイトルをそのまま。
「わたしを包む光」……「光に包まれて」から変更。“わたし”を強調したかったので。
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