音楽をきっかけに、小学校の頃にクラスで孤立し、嫌がらせを受けていた麻琴。
当時の心の支えは、時々図書館で会っては本の話をする男の子、葵だった。
大学生になった春の日、麻琴はキャンパスで葵と再会する。
あの頃をきっかけにうまく人間関係を築けない麻琴の手を、
あの頃と変わらない笑顔で葵は引っ張っていく。
トラウマになっていた音楽にもう一度触れることになり、
18歳の五線譜が鮮やかに彩られていく。
「君がいるから変われたんだよ
「君にもう一度会えたから、前を向けたんだよ」
願わくばずっと、近くにいさせてくれないかな。
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