ファム君の遺伝病がフィクションになったわけ
アルビノ――先天性白皮症――を元に、ファム君の遺伝病を作ったわけですが、そこでなぜ本物のアルビノにしなかったかと言いますと……簡単です。
本物のアルビノにしたら、現実世界と設定が矛盾しないよう、また医学書を借りて調べまくったり、伝手を(例えば、以前通っていた障がい者作業所の知り合いに頼って探してもらうとか)頼ってご病気のかたを見つけて取材させてもらったり、本当に苦労することになります。
なので、アルビノを元に作ったフィクションの遺伝病になったわけです。
実は、ファムータルで、現実世界と同じ食材や料理を出していいかも迷ったのですが、例えば架空の食材を作ったとして、大型の食肉用に飼われている動物なら、これはどういった外見で肉質はどうで、皮は何に使われることもあって、宗教上のタブーは……という解説をいちいち読者様が読みたいかと考えて、答えは否だと思いまして。
もともと私がファンタジー世界から出てこないのも、自分で勝手に設定を矛盾しないように作れば取材も何も要らないという安直な理由からです。
それ以前に、私を物書きの道に誘い込んだ御三方が、神坂一先生、冴木忍先生、秋田禎信先生と、ファンタジー世界の代表格といえる先生方だったということもありますが。
女性では榛名しおり先生で、榛名先生は歴史ロマンス作家で、すごい参考文献の数々が著作の末尾に並んでいますが。取材旅行に行かれたお話も聞きます。
それを拝見して、現実世界にかかわると取材とか大変だな~と思った次第です。
あと、最近ではヤマザキコレ先生に憧れます!!
現実の伝承に根付いたファンタジー!!
星野桂先生は、実はD.Gray-man連載開始からファンで、星野先生もお心の病をお持ちと聞いて、勝手に親近感抱いています。
好きなキャラはリー兄妹
でもね、心の悩みを抱えている人に「頑張れ!」というのはタブーですよ。ファンレター書こうと思われているかたがいらっしゃったら、お気をつけて。
ということで、Shamrockは現実世界が舞台で例外ですが、ファンタジー女になったわけです。
というか、Shamrockもファンタジーですけどね。
さ~て、新しいパソコン(再生パソコン)とフルキーボード、見やすいモニタで、張り切って書きますか!
※最後にお詫び※
アルビノ、アレルギーなどでお苦しみのかたには、私が勝手に弄った設定を見て不愉快に思われるかたもいらっしゃるでしょう。
ここにお詫び申し上げます。
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