才華学園。別名”あやかしの花嫁候補生の城”。
あやかしの末裔とされている男の子たちの花嫁になるための学園であり、花嫁候補生には16歳になると花嫁の証とされるピンクのアザが出るようになっていた。
主人公の宇佐美 鈴は、才華学園の生徒として入学するものの、鈴だけがアザが出ないことで「落ちこぼれの花嫁」として周囲から笑われている。
あるとき、最強のあやかしの末裔である鬼王と狐崎と出会うことで、鈴にも証が出る。
しかもそのアザは「運命の花嫁」と呼ばれる、あやかしの末裔ならだれもが手を伸ばしたくなる花嫁の印でもあり、そのことがきっかけで最強と恐れられる二人から偏愛されることになって──?