『コンプレックス』「第173話 ホワイトデー - 運命の日 (6)」公開しました。
皆様、こんにちは。
下東です。
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』
最終章『ホワイトデー - 運命の日』、いよいよクライマックスへ。
「第173話 ホワイトデー - 運命の日 (6)」を公開いたしました。
https://maho.jp/works/15592351532121628121
――三月十四日 ホワイトデー 放課後の校舎裏
「もういい! お願いだから、放っておいて!」
『幸子』は、涙をこぼしながら絶叫した。
『幸子』を説得できず、無力感に包まれた駿は、これ以上言葉を口にすることができない。
悔しい表情を浮かべる駿。
その時だった――
「幸子っ! いい加減にしろっ!」
上の方から、女性の怒号が轟く。
駿と『幸子』が見上げると、校舎の二階の窓に、激怒した亜由美の姿があった。
「亜由美さん……」
駿が好きだから、幸子が好きだから、亜由美は叫ぶ。
絶望の沼に沈みゆく幸子の心に、亜由美の声は届くのか――
小説『コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~』、
ぜひご覧ください。
2024年2月28日
下東
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