＊みらい航海日誌＊
7月11日(木)
【神店舗への小道編】
ゆうしゃとけんじゃは風邪っぴきだったが、シーブックのポタメモや出張機体メンテナンス……そして差し入れのおかげで……今週のカーチャンのおつかいクエストも無事クエストコンプリートして……ダーチャで栽培されたレモンの果実のクリームが旬なクリームパンにバゲットに黒糖サンドにちらし寿司コースと滋養をつけていた。
ゆうしゃとけんじゃの往診はパラガス先生、おくすりは神きゅんの神製薬のおくすりを飲んで療養中なのだ。無理はいけない。
なんとゆうしゃとけんじゃにつけられた病名は【ナゾのやまい】だった。
謎の病は今、世間を震撼させている原因不明の流行病なのだ。
パラガス先生の見立てとしてはムーミンハウスダストメモリーと呼ばれるエアコンの内部で増殖するカビや細菌類が疑わしいとは言ってはいたが、原因不明の流行病なのだ。
ナゾの病の疫病退散の祭が近づくと罹患する傾向にある。疫病退散の祭……夢の国のポケモンセンターのポケモン神社で行われている祇園と呼ばれるジパングの祭……それは毎年行われている夏の風物詩だ。
ゆうしゃとけんじゃはクリームレモンパンやナポリタンやちらし寿司に洋風伊勢うどんなどで療養中食いつなぎながら、シーブックがポタメモで船のキッチンに毎日入れてくれる食材などで調理しながら、療養生活に励んでいた。
昔々、ムーミンパパが伊勢界転生する前……総統閣下と呼ばれし時代……運命の赤い糸で結ばれたすたぁりんといっしょにダーチャでレモンを栽培しては、竜の女王はクリームレモンパンを好み、ふたりが仲良く栽培しては献上されていたクリームレモンパンとティー・ウィズ・ミルクで茶の儀式をこよなく愛していたのです。
やがて大黒屋がクリームレモンパンの茶の儀式に呼ばれてジパングへと帰路についた……そんな美しい愛の物語もクリームレモンパンの茶の儀式のエピソードとして語り継がれています。
その美しい愛の物語は神店舗への小道編に詳しい記述があります。すたぁりんといっしょと呼ばれる総統閣下と運命の赤い糸で結ばれたソウルメイトの物語で、お怒りシリーズが一転！愛にあふれる……そんな伝説的神回があるのです。
それらは後の世で世界に愛と安らぎと慰霊のキモチをもたらしたのだと……人々にこよなく愛されるダーチャでの夏の神回なのでした。
そして世界は総統閣下とすたぁりんといっしょに愛で満たされて伊勢界転生してムーミンパパと呼ばれる……そんなすこしふしぎな伝説へと移ろいゆく様はもはや愛の多様性です。
すたぁりんといっしょと呼ばれる吟遊詩人の愛の歌は歌のお兄さんに伊勢界転生したすたぁりんといっしょという番組で毎日ご覧になれます。
すたぁりんといっしょにおいて……語り継がれる名花があります。ホワイトクリスマスと呼ばれる独特な雰囲気のある美しい薔薇で……それはすたぁりんといっしょのシンボルであり、クリスマスの愛の物語なのです。
すたぁりんが伊勢界転生する際、授けられし運命の薔薇で、世界の幸せを願ったクリスマスの愛の物語とホワイトクリスマスの薔薇はまた……こうして後の世で人々に愛されているのです。
今では私がおじいさん！孫に与えるのはもちろんクリームレモンパンとホワイトクリスマス！何故ならば彼もまた特別な存在だからです。
ムーミンパパはラジオから流れるすたぁりんの愛の歌を聴くことを好み、それはダーチャでのふたりの友愛と慈しみのレモンの栽培とクリームレモンパンでフィーカする……そんな赦しという名の愛のみわざなのです。
それは確かにムーミンパパの思い出であり、ムーミンパパの風邪とムーミンハウスダストメモリーと呼ばれる思い出であり、愛なのです。
ナゾの病とはわからせです。そう……ムーミンパパがそうであるように……ナゾの病にかかって紡がれる思い出の世界が……ムーミンパパの思い出であり、愛の思い出なのです。