0502
何度もあったことなのに
久しぶりにくると、あぁ、またか、
所詮わたしはこうなんだよね
って気持ちになってしまった
母の一言でスイッチが華麗に入って
発作のように泣いた
暗闇で泣いてたら母がベッドの横に座って
ごめんね、ゆるしてくれる?
と言った
わたしは、もうそんなに怒ってなかったくせに
首を振って、分かんないよ一生、全然違うもん
と言った
母はどんな気持ちになっただろう
ごめんねと言いたいのはこっちの方だよ
どうして姉みたいになれなかったんだろうね
手のかかる娘だね
本当にごめんなさい
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