ファン
1,966

藤 慶

ふじ けい

キルラバを書きたくて小説を始めました。

そして、完結出来ずに挫折しました。

でも、まだ、ここで生きてます。

2020年12/1に小蓮より 藤 慶に名前変更しました。


散々な一日……

朝、出がけに玄関で転んで頭を打った。

我が家は、店舗兼自宅なので、自宅のリビングから階段を二段降りて店舗フロアを通って家を出るのだが。

事件はそのリビングからフロアに移る階段を滑って起こってしまった。

そう、原因は。

うちの母が買ってくれた新品の靴下。

新品の靴下ってものによっては 『ワックス塗ったんかい?』って思うくらいてかてかしてる時あって。


今まで一度もこけた事のない場所でバナナの皮も踏んだ事ない私が滑らせた脚が勢い余って腹部と垂直になる位すっころんだ。


腕で受け身を取るも打ち付ける重力に耐え切れず右側頭部を強打。

マジ 頭の中で鐘が鳴ったね!


しばらく、横になったままじっとしていると、母が『動かないで』と言って来るので更に動かず10分。

取り敢えず起き上がって、腕に擦りむいた傷と、頭にちょっとだけコブ出来てた。

取り敢えず、会社間に合わないので、会社に連絡。

通勤災害になると、全社に事例が共有されるから、心臓バクバクだったけど。


『え、本当。 分かった』

『か、課長……。あ、あの、こ、この事は、な(内密に)』

『あのね。通勤災害に近いけど、今回は家の中だからおK。 でも、藤さんの意向があれば、尊重……』

『(*ノωノ) ヤメレっじゃなかった、すみません。墓場まで持って行きたいです! 1時間年休クラサイ……』

『気を付けて出社してね』


何とか、会社への連絡を済ませ、ハッと気づくと隣で息子が。


『ママ、早く、行こうよ、保育園』


HEY、君、さっきママが超アクロバティックに目の前ですっころんで頭を強打したのを見て、頭をぶつけた時のリアルな音を一番近くで見てたよね?


ショックを受けてトラウマになるのも嫌だけど。


『ごめん。もうちょっと待って。ママ、まだ心の準備が出来てないから』


取り敢えず、頭をアイスノンでさらに15分冷やして、息子の手を引き保育園へ。

途中で、息子にもう一度尋ねてみたさ。


「ママ、心配じゃない?」

「うん、痛そうだった。でも、遅れちゃうよ、急ごうよ」


息子よ……。







コメント

ログインするとコメントが投稿できます

まだコメントがありません