全く覚えていない作品
2018年の私は、きっと今よりずっと、その時々の感情や経験をすごく大切にしていたんだと思います。
あの当時の私にしか書けない文章で、あの時にしかない感受性でした。
プロットとかメモとかそういう類のものが(ライオン王子は予防策で動物図鑑と称したキャラブック的なものをつくっているものの)無いんです。
今になってやらかしたなぁと思います。
自分の作品の整理をしていて、読み返してみても何を書きたかったのか全く記憶になくて。
「夏祭りとりんご飴」という小説を書いたことは記憶にあるんですが、物語の仔細が分かりません。
どうしてこの作品を書いたのか?
どうしてこのセリフ、描写だったのか?
今後どういう展開にしていくつもりだったのか?
6年全く手つかずだった作品なので、このあたりが不明です。(話は逸れますが、さっきもう七年も書いてるんだということに気づきました。変化はあれど成長しているようには感じません。あれー。)
戻れ、あの時の私の感覚と記憶…!
と、思うのですがきっと戻りません。
あの時の私にしかないものでした。
懐かしいなぁ。
悲しいなぁ。
思い出したいなぁ。
そんな気持ちで再公開しました。
なんとか完結にもっていきたいところですが、あの頃私が書きたかったものにたどり着くことはできないかもしれません。かもしれませんというか、多分、いや、絶対に出来ないと思います。
メモの大事さを痛感しました。
なんでもいいからメモは残すこと。
その時感じたものは新鮮なうちに。
食べ物だって新鮮なうちにたべなきゃ食べれなくなってしまうので。(消費期限過ぎたものを食べてお腹を壊したとか、言えない。)
知識と経験は一生物というけれど、それが残る形にしなければ消えていくものなのだと学び、失ったものを思うと切なくなりました。
夏になるとドキドキとともに切なくなるのが毎年不思議でなりません。まぁ今年に限っては自業自得というやつですが;-)。
また夏が始まりますね。
どうか熱中症にはお気をつけください。
ほうき星。
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