海の街から、海の街へー翔sideー リンゴ味のなみだ 更新しました
隣にあるものⅣ
P153より6ページ更新いたしました。
いつも更新の知らせブログなど書かないくせに、なんで書いたかと言いますとですねぇ…
作者自身、この吉田のおじ様のモデルのような人が幼少期にいましてね、小5くらいの時でしたかね?実際に言われて胸アツになった思い出があったのですよ。
多分私も名前は知らないし、あっちも覚えてるかどうかなんてわかりません。
そこの寮は少し遊べる広場があって、夕方よく集まって遊んでいました。
そこに窓から身を乗り出しているおじさんがニコニコしながら見ていましてね、朝早いからうるさいかなってと思い帰ろうとしたんですね。
そうしたらそのおじ様、もう帰っちゃうのか―って寂しそうに言うから訳を聞くと、青森の方でリンゴ農家をしている。
この時期はここで出稼ぎに来てるんだって話してくれて、お前ら見てれば子供たちに会ってるようだって言ってくれたんですよ。
それから日が沈むぎりぎりまでそこで遊んでましたね。
このブログを読んでいてくれる方の中に、同じような境遇の父親を持たれる方がいますでしょうか?
そのおじ様の名前はわかりませんが、遠い家族に思いを寄せる素敵なおじ様でした。
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