いつもありがとうございます！

この度、小説の表紙・サムネにイラストを掲載することに致しました。
小説の表紙ページで初めて著作権表示をするので、書いておきます。
※このブログでご説明していることはあくまで簡単な概論的なお話となります。iらんど様の規約上、15歳以下の利用は当然に認められているのでなるべく表現を簡単にして書きました。本来の法律論とは異なり、省略・言い換えた箇所が沢山あります。あくまでもざっくり導入としてお考え下さい。
※なので、この記事は何かの引用元とはなり得ません。

著作権(ちょさくけん)って恐らくは誰もが本やテレビで聞いた覚えがあるのでは無いでしょうか？
今回イラストを提供して下さった絵師様に失礼をしないよう頑張って調べて来ましたので、お読みいただけますと幸いです。



■■■著作権ってナニ？
著作権とはどのような権利かをお話する前に、著作権で守られている著作物とは何かをお話します。
簡単に言うと、「自分の頭の中のオリジナルなものを表現した音や、文章や、絵画など」の事を言います。
どこからどこまでがオリジナルなのかについては、はっきり言葉にするのは難しいので、気になる方はお調べ下さい。
この著作物のオリジナリティを守る権利が著作権です。



■■■著作権侵害ってナニ？
では、よく言う著作権侵害って何なのか。
厳密には違いますが、物凄く省略して言うと「真似されたり、自分のものを使われた本人を怒らせる」ことです。
こうなってしまえば全てがゲームオーバーです。ゲームじゃないですけど。
この辺がややこしいのですが、二次創作は作者が黙認してくれているから成り立っているのです。作者を怒らせたらどんな理由があろうと二次創作は禁止なのです。
(ここら辺は、「ウマ娘」でかなり話題になりました)

過去に裁判やトラブルになったことのある代表的な例を挙げてみます。
①利益をかすめ取る行為
・ネットで見つけたイラストをマグカップに印刷して売って儲けた
・著作権者の許可なくイラストをSNSに掲示して沢山イイネを貰った

イイネを貰っただけでトラブルになるのは意外でしょうか？
でも、誰だって自分の仕事の事で褒められたいはずです。他人が公開したせいでイイネを掠め取られるのは嫌ですよね。

②オリジナリティを損ねる行為
・他人の小説をコピペして自分のものとして発表した
・好きなイラストを著作権者の許可なくなぞって別のイラストとして発表した

他人ごとではないですね……気をつけます。
なぞっただけで……と思うかもしれませんが、そのなぞったイラストは本来の作者が自分の研究によってかっこいいアングルを表現しているかもしれません

その他、著作権者の意図しない不名誉な用途で使用したなど、例を挙げるとキリがありません。



■■■著作権者を怒らせたらどうなるの？
裁判を起こされる可能性があります。
また、その結果によっては、相手に多額のお金を支払わないとならなくなることもあります。



■■■じゃあ、どうすればいいの？
ここまで読んで頂いた方は、もう訳分からん！となっているかも知れませんが、実際はとっても簡単です。

・やって良いと著作権者が許可したこと以外はしない
基本中の基本です。
やっちゃ駄目と書かれていること以外はしていいと考える方がいますが、それは絶対駄目な考え方です。どうしても必要があるなら充分に下調べした上で著作権者に迷惑にならない程度に聞いてみるしかありません。

例外は世の中に沢山ありますが、それについてはご自身でよく調べた上、きちんと理解して自分の責任で行ってください。
(ただ、どんな例外も著作権者に見逃してもらっているだけというのを忘れてはなりません)



■■■当ホームページ内で使用する用語について
・著作権者
基本は描いた人を指します。イラストについて権利を持つ人のことです

・転用
保存したイラストを別の場所で勝手に公開することです。Twitterなどのアイコンにすることも含みます。

・著作権は〇〇様に帰属します
このイラストの著作権者は〇〇様であるという意味です。


■■■最後に
その他、不当利得や損害賠償等々上げだしたらキリが無いので止めときます。ここら辺を本格的に語り出すと1万字じゃあ足りないのです……。

長々と書かせて頂きましたが、当ホームページでは、馬山名義の著作物以外に対しては特に厳しい態度を取ろうと考えております。
また、著作者ご本人様への単なる直接の問い合わせは原則禁止とさせて頂きます。

どうしても転用イラストが欲しければご本人様にお仕事として有償でご依頼ください。(その際は失礼のないようお願い致します)

どうぞ、ご理解のほどよろしくお願い致します。