新作「遠い海から来たエア・メール」についてのお願い・2
結論から言います。本作「遠い海から来たエア・メール」内にて、原作者が一番頭を抱えていたとある問題を解決させるアイデアを閃きました。
この物語の前日譚である「あの日の二人はもう居ない」をすでに読んでいる方はもちろん、読んでいない方にも理解してもらえるように「遠い海から来たエア・メール」を書きたい。しかしそうすると、登場人物たちが知っていて当然の情報をわざわざ書かなければまだ前日譚を読んでいない新しい読者に理解してもらえなくなるという問題点が生まれる。当事者同士が知っていて当然の情報を書くなんて不自然だ、さりとて書かなければ書かないで、前日譚を知る人はともかく、知らない人に理解してもらえなくなる。さてこのジレンマを一体どうやって克服しよう。…というのが昨日までの僕の悩みでした。しかし登場人物たちが知っていて当然の情報を、父親の「口」から「台詞」として発言してもらう、という手法を使えば、なんら不自然な形になる事なく描ける事に気付き、先ほど修正をかけました。
この問題点を解決するために、様々な方からご意見をいただけたらと思い、前回のブログ記事「新作『遠い海から来たエア・メール』についてのお願い」を書いたのですが、皆さんのお力を借りる事なく問題点をブレイクスルーできました。力をお借りしていないのにも関わらずこんな記事を書くなんて何やらおかしな話なのですが、一応解決できた事は確かなので念のために報告させて頂きたく、今回のブログを書きました。
今後ともまた、何かありましたら宜しくお願い致します。
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