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如月トニー

きさらぎとにー

東京生まれ神奈川育ち。
現在北関東のとある街にて、ゆるりとマイペースに執筆活動を継続中。
魔法のiらんどネット小説大賞2021に拙著「あの日の二人はもう居ない」とその後日譚「真夏の風の中で」を投稿し、二つともに予選通過の実績あり。
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趣味は読書。音楽鑑賞(クラシックからジャズ、ロックまでなんでも)。アニメ・映画鑑賞。クルマ好きのド…

訪問ありがとうございます

拙著「あの日の二人はもう居ない」の閲覧数が急上昇しています。訪問してくださった全ての方に心より申し上げます。本当にありがとうございます。

実を言うと、「魔法のiらんど」以外のホームページにて、炎上とまでは言いませんがとあるちょっとしたトラブルが発生してしまいました。僕のアピールが強すぎたばかりに一部の方から反感を買ってしまい、ろくすっぽ読んだ事もないであろうと思われる方たちから、僕の小説を「つまらない」とか、「クオリティー」が低いとか言われてしまったのです。それゆえ、「これが最初で最後」と断った上で、「つまらないものやクオリティーの低いものが、プロの編集者から評価されて予選を通過するはずがありません」「これでも中学時代に国語を教えてくれた恩師からも評価されました」といった趣旨の反論をさせて頂き、その後事態は収束しました。「あのふた」へ訪問して下さった方たちの中には、そのホームページを経由してきた方もきっと大勢いるに違いないと個人的にはそう思っています。また、「魔法のiらんど」というホームページの方向性と、夏休みという時節柄、学生の方たちの訪問も少なくはないのでしょう。

拙著「あのふた」は、アルコール依存症という病をもったヒロインの父親のせいで引き裂かれてしまった中学生のカップルの悲恋の物語です。一人でも多くの人に、「アルコール依存症という病の事を正しく理解して欲しい」という思いから構想に構想を重ね執筆しました。時代背景こそ、断酒に成功した世界でもっとも有名なアーティストの一人、エリック・クラプトンの偉業や功績に準拠して設定したため1990年代後半といささか古くはなっています。が、思春期特有の切なさや甘酸っぱさといった感覚は、まだケータイもパソコンも普及していなかった時代だろうとなんだろうとも、世代を超えて誰もが体験する共通の感情であると考えます。また、本作を執筆するにあたり大いに参考にさせて頂いたスティーブン・キングの名著「スタンド・バイ・ミー」も示すとおり、どんな音楽だっていつかは必ず古くなります。しかし古いという事は価値が低いという事と比例はしません。むしろ逆に古いからこそ輝く魅力もまたあるはずですし、古いのにも関わらず現代においても燦然とした輝きを放っている、という事は、それだけの価値がある、という事でもあります(願わくは、僕の小説もそうなれば良いのですけれども)。

もし、十代の頃に戻って人生をやり直せるのなら、タバコもお酒も嗜まない人生を選びたい。…タバコやお酒を嗜む大人のほとんどが、本音ではそう考えながらも、ついやめられずに惰性で飲酒や喫煙をしているのが実情です。事実、僕もかつてはそうでした。そんな僕が偉そうにお説教をしても説得力はないかも知れませんが、経験した事があるからこそ言える事があるとも考えあえて言います。これを読んでいる若い人たちには、タバコもお酒も嗜まない清潔で美しい人生を送って欲しいのです。この思いは、かつて酒やタバコはもちろん、麻薬ですらも経験した事のあるエリック・クラプトンも同じであるはずです。もし、拙著「あのふた」が社会的に成功したなら、富や名声が得られる事になるのかも知れません。しかしそれはあくまでも、付随的に発生するものであって、本心では純粋に、「酒やタバコのない清潔で美しい人生を共に送りましょう」とメッセージを届けたいという願いから本作を執筆し、そして賞に投稿させて頂いているのです。

どうか一人でも多くの人に、本作「あの日の二人はもう居ない」を正しく評価して頂けたらこれ以上の喜びはありません。お時間がありましたら、どうか立ち止まってキチンとちゃんと最後まで読んでください。皆さんどうかよろしくお願い致します。

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