久しぶりの映画
仕事のことで頭がぐちゃぐちゃなので切り替えるために、
最近見た映画の話。
イニシェリン島の精霊。
マーティンマクドナー監督という人らしい。
何に泣いてるのかわからないくらい心が震えた。
震えたのは彼氏との関係性に重ねたからか。
おじさんとおじいさんがずっと喧嘩してる映画で、小さい島の小さい世界での閉鎖的な中での。
拒絶されて悲しんだり怒ったりそれでも関わることをやめられない
歪む眉毛にあの悲しげな表情に震えたのかしら。
人は分かり合えない、なんて映画じゃなかった
愛と世間と感情と人生と
人生の登場人物から消えていくこと
消えずにいること
愛していても別れはあるし
その人の人生があるし
自分に何もなくてつまらない話しかできなくて愛する人はいて
何もなくて。
無力で無意味で何に価値があるのか。
見たくなくて、目の前の仕事をこなして
愛する人からも見放されて
あー。
私はこんなふうになりたくないと、こうなるかもしれないという恐怖で泣いていたのかもしれない。
こわい。
かわいそうでみじめで救いがなくて
終わりがない。
見るんじゃなかったと、見てよかったがごっちゃになる映画だった。
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