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夏生めのう

なつきめのう

ヨーロッパの爵位

最近悪役令嬢ものにちょっと嵌まり、自分が作品を書く場合はなるべく出さないようにするアレ!
そうですそうです『爵位』!

ちょー面倒臭いあの階級の違いを細々とまとめてたんですがとうとうスケッチブックにワラワラ書ききれない位にパンパンにストックが溜まったので覚え書きに書いてみようかと…

ひょっとしたら次回の作品制作にどなたかが使えるかもしれないし?
より読み専で〜…ろまんちなお貴族ファンタジー物が楽しめるかもしれないし♪

極簡単な枠組みの覚え書きと言う事で
あくまでも軽い枠組みだけザックリです♪(違ってたら御免なさい〜)

〜先ず君主(元首)級〜
皇帝・国王
皇帝はエンペラーだから王キングより上位、全然格が違う絶対的な存在

映画「ル○○三○・カ○○○○ロの城」に出てくる『大公』は国王に準ずる位の者で
国際的に王と認められて居ない君主の事
それをキチンと踏まえた上であのアニメーション映画を見ると「成る程なー…」とただひたすら設定の絶妙さに感動


<イギリスとかの場合>
王がトップ

↓公爵 Duke  
 国王の一族が叙任された王族公爵と貴族公爵(臣民公爵)が居る
 国政に直で関われるメンバー。江戸幕府で言う親藩大名
 「○スノート」〜あのキャラクターは此処からネーミング?凄いセンス

↓侯爵 Marquess  
↓此処から敬称は一括全部「Lord(ロード)」 

侯爵は国王に臣従した同盟者のような者。
外様大名みたいな感じ?
SF映画の世界ではお馴染みです

↓伯爵 Earl  2種類の階級がある

①国王から叙勲された者→上級貴族
(辺境伯・宮中伯・城伯、他)譜代大名クラス
②別にそうでない者 →下級貴族 旗本クラス?
                  
↓子爵 Viscount 
国王の命を受け派遣された官僚が貴族化した様な者
高級官僚?奉行のような感じ

↓男爵 Baron   地方豪族。
世襲も当然有るが時に個人に与えられる一代貴族も居る

他に「準男爵」「騎士(ナイト)」が居る。
共に敬称はSir(サー)

イギリスにおいてはチェスター伯爵が一般爵位の筆頭爵位


<フランスの場合> 現在かの国は”ルーツとしてしか”貴族階級は無し

王がトップ

↓公爵   国家の運営・経営陣。王国内の最高家臣団

伯爵    その他の家臣(王の家臣団)

パリ伯が筆頭爵位

ブルゴーニュ公
ブルボン公
〜が下になる

西洋の爵位は家門や家名では無く<領地>に与えられるもの
(イギリスはイングランドとウェールズの土地は国王の所有物〜イギリス政府が管理、スコットランドの土地は国王が買った土地以外は売り買い可)

だから爵位があると言う事は必ず幾ばくかの「土地持ち」〜土地を使える権利が自分に有ると言う事(英国の場合)で…
ヒストリカル物で『爵位の売り買い』の話があるけどあれはそういう意味

政略結婚とかで「家の名前が欲しい」という場合は此処を観る側が理解してると作り手がすっとばして省略しているか?
もしくは「爵位(土地)を新興勢力に既に売り払った」…
貴族階級として最下流、底辺に堕ちきった状態という暗喩(書くのが忍びない)


<悪役令嬢>シリーズは大概設定が(悪役側)公爵家の令嬢
徳川御三家のおひいさまに町娘が
「あの人が私をいじめましたの」と、もの申した設定(んな無茶苦茶な)

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