フランス修行から戻り、念願のケーキ店をオープンした長谷部理子(30歳)。周囲から「行き遅れる」と心配されながらも、やりがいもって仕事をしていた。そんなある日、友人に無理矢理つれていかれた美術展で、自分が被写体になっている写真を見つける。撮影者は撮影料数百万と噂されるほどの人気写真家。香寺林太郎(こうでらりんたろう)。彼のやり方が気に入らない理子は彼に声を掛けるが、常に女性問題を抱える彼の取り巻きだと勘違いされ追い払われる。そこで、直談判しようと香寺の事務所を探すと…なんと彼女の店と同じビルの中だった…-
ルックス最強・性格最悪・女性トラブル多数の人気写真家と仕事に生きるアラサー女の仁義無き恋愛模様。