周防壱【創作メモ】
●1994年。
東京都神楽町に『ヒムロカナコ』として生まれる。
無戸籍児童。壱は自身の生年月日を知らない。
●2002年、8歳。
育児放棄され、餓死寸前だったところを、借金を取り立てにきた志藤組の組員に発見される。志藤組の本家へと連れていかれ、そこで志藤尊に出会う。
その後、別組織に引き渡され、ヤクザの小間使いとして飼われることになる。
半年後、劉徳懐に出会い、中国に渡る。当時の壱は慢性的な栄養失調であり、著しく成長が遅れていたことから、5歳前後の年齢に誤解される。
ラウール(後にラウと短縮される。)と名乗るようになる。
英語と中国語をマスターする。
●2003年、9歳。
今までの遅れを取り戻すように、急成長する。劉はヤンチャな壱の力を持て余すようになり、イサカ率いる戦闘集団に預けることを検討する。(当時、雷電という名称はまだなかった。)
江秋生(当時10歳)に出会う。
●2004年、10歳。
壱はイサカの元に預けられる。以降、イサカ達と共に中東を中心に転戦する。
アラビア語を習得する。
●2009年、15歳。
劉が最高幹部というVIP待遇で、香港マフィアに迎え入れられることになる。
イサカも劉の行動に同調。彼が率いる戦闘集団は、劉の私兵部隊として、香港を拠点に活動することになる。
雷電という名称が誕生する。(この名称は、香港の黒社会で自然発生したものであり、自ら名乗り始めたわけではない。電光石火の電撃作戦を得意とすることから、いつしかそう呼ばれるようになった。)
壱は雷電の戦闘員兼香港マフィアの構成員になる。(劉の直衛であり直属の部下。)
周衛健(しゅうえいけん/チョウ・ウェイジェン)と名乗るようになる。
●2010年、16歳。
ツェン・リー(当時19歳)に出会う。
●2012年、18歳。
ツェンの護衛として、当時、世界有数の危険地帯であったリビアに同行。道中、正規軍とやり合うという最悪のアクシデントに見舞われながらも、現地武装勢力との交渉に成功し、独自の武器流通ルートを開拓する。
その功績が評価され、帰国後、壱は大きな仕事を任されるようになり、組織内で頭角を現していく。
ツェンに言葉巧みに騙され、婚約する。
張以達(伊能義龍/当時16歳)に出会う。張が所属していた香港最大の売春組織『白蘭』を壊滅させる。
●2014年、20歳。
イサカと雷電の精鋭数名と共に、シリアのアレッポに赴く。そこで、イサカの死生観に触れ、壱の心にある『変化』が起こる。
その後、半年間消息を絶つ。
●2016年、22歳。
中国の国境付近にて、単独行動中に遭難。ガラン族の支配地域に迷い込み、そこでガラン族の戦士長であるシャオ・クンジンに出会う。ガラン族とカヌイ族の戦争に巻き込まれる。
同年、フィリピンにて、崖っぷち諜報員のミラ・アッカーマンに出会う。壱はミラを籠絡し、CIAの極秘作戦(アジアの麻薬王、ジョン・カーティス将軍の拘束)の情報を入手、カーティス将軍の窮地を救うことに成功。これによって、壱は将軍の信頼を獲得し、強力な後ろ盾を得て、香港及び雷電内での地位を確固たるものにする。
●2017年、23歳。
尊と再会を果たし、婚姻関係を結ぶ。
壱は生年月日が不明の為、便宜上19歳という設定で、作中に登場する。実年齢は23歳であり、実は壱は尊にとって年下妻ではなく、年上の姉さん女房。
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