手を繋ぐ
さびしくて手を繋ぐのか、はぐれないように手を繋ぐのか、体温を感じたくて手を繋ぐのか。
ということを私は時々、考える。
その行為に理由などないのかもしれないし、私の思い付かない何かの理由があるのかもしれない。
もしも人が人を求めない仕組みになっていたなら、この世界に恋は存在しないのかもしれない。
愛も生まれないのかもしれない。
本当は寄り添う二人になりたいと、誰もが心の底から思っているのかもしれない。
だから恋愛の歌や物語が世界に存在するのかもしれない。
白昼夢よりも綺麗な光を誰もが求めているのかもしれないと、私は時々、思う。
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