『ものや思うと〜』あれこれ(一)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします_(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)_
さて。番外編二章。
【華】からすると九年前の龍哉、文親、淳騎ですが。かなり性格が、特に文親様の性格が違います。
割合と桐生主従の基本は変わらず。
お互いにまだ手探りで掴みきってはいませんが、この二人の【似た者同士】の片鱗が出てきています。
文親さんは……。
このかたは今の時系列での二十六歳ではだいぶ物が分かってます。
正気は現在は無くしかけですが。
あれでも、だいぶ、十七歳の時よりマシです。
【事件】のせいだけでなく。
やっぱり、このかたは、箱入りなので。
お馬鹿では無いんですが、息を吸うより自然に箱入りで。しかもそれを面と向かって指摘されたことが無かった。
お母様からは明確な拒否されてますが。
お父さんは静かに文親さんを愛してますし。
お祖父様は適度な溺愛。
西荻先輩は可愛いがり。
篠崎はこのときは盲愛です。九年後ではだいぶ進化はしてますが、まだまだ(厳)。
可愛いがられてきた文親さん。
もちろん、彼なりに葛藤はありますが。
それは母の愛は除いても他からは愛されてきて。それを受け入れてきて、という前提の上での葛藤。
質が違うんですね。
龍哉の葛藤とは。
もちろん、石田でも彼は愛されてますが、それは彼が絶対に欲しくない【愛】。
彼は【盲愛】が大嫌い。
息もできないような愛なんか要らない。
彼の魂が死んでしまうんですね。
まだそれが掴みきれてないから、自分が受けてきた愛を返してしまう文親。
そして初の大喧嘩。
文親が九年たってそこそこの常識人(正気ありの時は)なのは、龍哉の反発と調教(笑)ありきと言う話でした♬
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