少女玩具。

  ╋少女玩具╋



ぼくはきみが恐くて仕方ない。

何故ならきみは、

明日には消えてしまっているかもしれないからだ。

それくらい、

きみの乳白の肌の色や柔らかさは、

きみの長い睫毛が目の淵に落とす影は、




ぼくには

不確かなものだ。



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