詩歌


〔雪〕


幼いころ
雪が降るだけで
とても喜んでいた

ただ純粋に
雪は綺麗なものだと
信じて疑わなかった

道路に積もり
踏まれて
汚くなっている雪を
知らなかった

真っ白で
空から降ってくるものしか
知らなかった


雪が人を
悲しくさせるなんて
考えられなかった


あのころ…


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