かつて、世界は一つだった―――その頃は、文明が栄え、人々は力を使って平穏に暮らしていた。その力は『ルクス』と呼ばれていた。心から生まれる力。しかし、人々はより強い力を求めた。人々の欲望はやがて闇となり、その者の心を飲み込んだ。そして人々は争い、世界を闇に染めた。しかし、そんな中にも心に光を持ち続けた人々がいた。そして、その中の一人が、世界の中心で自らの命と引き換えに『ルクス』を使…もっと見る