この話は、ちょっと(とは言えないくらいすごく)おバカな主人公の伊藤唖弥架と友人の隅弘純、慶太兄妹と明中美夜、藤山瑠依の高校生活を綴った物語。中学三年、十五歳。最大の汚店を残し、あたしは今から、北野高校に入学する。「“あたし”じゃない、あたし“達”だ」「うっさい! せっかく格好良く決めたのに!」「だったらまずは汚“店”じゃなくて汚“点”って書ける…もっと見る