今はなき両親が名付けてくれた

この名前どうり

僕は幸せに生きていきたかった。


ただそれだけだったんだ。


たくさんの絶望の中で


僕は


それでも


生きたんだ。




『もしも…もしもよ?

幸っちゃんがこの世界から
消えてしまったら

これからあなたに必ずやってくる幸せを

あなたは味わうことができなくなるのよ?…