蝋燭の灯りが消えてゆきます。 ひとぉつ… ふたぁつ… みぃっつ……と、怪談を語る度に。古来より蝋燭は人の命の象徴とされてきました。怪談百物語とは、その蝋燭をひとつ、ふたつ、と消しながら語る遊戯。百話目を語り終えた時主様の前に現れるのは、人か怪けか、それとも今まさに消えたこの―‐ひっひひ…答えは御自分で御確かめ下さりませ… …もっと見る