秋覚冬遊

　おや、このような辺鄙な本屋へようこそおいで下さいましたお客様。

　ここより先は誰も知らない物語の世界。

　朝かも知れず夜かも知れず、

　もしかすれば、現代でも無く未来でも、果ては過去でも無いかも知れませぬ。

　其処に待つ物語は如何なるモノか───貴方の目線で全てを見通して下さる事を願います。

　　

　
　
　それでは、行ってらっしゃいませ、お客様。
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