菜々


2200年。



まるで夢みたいに長い長い年月。

私達の間にはこんなに長い時が横たわっているなんて。




確かに貴方は私の目の前にいて、確かに触れられて、生きているのに。



一緒にいられることすら奇跡。



貴方に触れる度に、愛しさがこみ上げてきて涙が出る。




貴方と私を隔てている2200年。

そんな年月よりも長く、ず…