乗り越えられない壁など、ないと思っていた。


 変わらない日常は、何時どこで消え去ってしまうか分からない。俺はそんな瞬間が、目の前に迫っているということすら、気づくことが出来なかったんだ。


『ずっと傍にいるから…。いつも隣にいる』


 そう言ったはずのお前は、もうそこにはいない。


 玉が送る、俺様妖怪と僕の受難最終部…完結編!

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