フリー

携帯の画面を見つめながら、

彼からのメールの返信をじっと待ってる。


そのうち、
携帯の画面は節電モードに切り替わって―――


真っ黒になった画面に写し出されるのは、
悲しいあたし。



あたしは



いつもこんな顔で彼からのメールを
待っているんだ…


何度も同じ事を繰り返しては、
虚しさと寂しさに押しつぶされそうになる。