ちょっぴり歴女の真琴が、夜桜に夢中になって迷い込んだのは江戸時代末期の壬生町でした。戊辰戦争勃発前の、新撰組屯所八木邸。そこで働く最年少の隊士である、田村銀之助は小姓をしておりました。彼は、帰府の達しが出た昼中頃、迷い人を見付けました。尊皇、佐幕、倒幕、公武、攘夷…様々な野望と思想、欲望が改革を生み出す維新。次第に想い人に惹かれ、しかし彼の子は叶わぬ恋に落…もっと見る
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