Bnz

「大好きだよ、だから、お願い・・・一緒に向こうに行こう?」

あのときの彼女の微笑がまだ消えない

つらそうに、でも楽しそうに、嬉しそうに
彼女の言葉がじんわりと心臓に、脳に行き渡る

「ね?斎くん、いいでしょ?」

「大好き、大好き大好き大好き」

彼女はオレの腹を殴る、蹴る、首を絞める
何の抵抗も出来なかった・・・いやしたくなかった


そのまま気を失い、オレは…