煖燕大陸を支配する三国の一つ・湍綜国は、他国との戦争に領土を削られ、存続の危機に陥っていた。その危機を打開する為に、時の皇帝は腹心の一人、仙道士のランに、向いの羅扇大陸にあるという神の武器・霊鈷甫を持ち帰るよう命じた。その勅命に従い、仙道士ランは独り旅に出る。