桃猫


それは七月七日の長生殿、

誰もいない真夜中に親しく語り合った時の言葉だった。


天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝となりましょう、と。


天地は悠久といえどもいつかは尽きることもある。

でもこの悲しみは綿々と続いて絶える時はこないだろう。









約束したよね?

http://s.maho.jp/…