私は真っ赤な世界にいつもいるんだ……それは逃れることができない緋色の世界に生きる緋色の目を持ち、罪に生きる雫蒼色の目を持ち、守るために生きる蒼真“黒猫”それは私の名だった孤独な世界で緋色しか見ない私闇をまとった黒い猫「私に関わるな。」「はぁ?指図される覚えはない。」「何…もっと見る