天使の祝福を受けたとされる大陸ヴェルシリカ。
その真ん中に、小国アラステアの王立学術院がある。
長い戦乱のあと100年の平和を築くため、国境を越えて多くの生徒を受け入れた。
学び育った彼らが敵対するのではなく、お互いの価値観を知り友として絆を結ぶように。
と、言われてるらしいけど。
「そんなのあたしには関係ないわ」
アラステア王立学術院に通う、兄好きな女の子のちょっとした物語。
iらんどマニアック会社幻想課
アラステア王立学術院 企画小説
2020.9.16
- 最終更新日
- 2020/09/03
- 作品公開日
- 2020/06/17
- ページ数
- 完結 14ページ
- 文字数
- 7,837文字
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作品スタンプ・シーン
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作品コメント
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- 直弥
美しい雪の情景からレンさんとリコちゃんの仲の良い描写に変わり兄妹愛の温度が感じられました。妹リコちゃんに世間を知って欲しいと思っている兄レンさんですが、きっとリコちゃんとモナ君の関係を黒い笑みで見守っているの姿を想像してしまいます。恋手前のモナ君とリコちゃん二人の関係が微笑ましく、成長が楽しみです。レンさんの壁にモナ君はかなり苦労しそうですが応援してます！ほっこりする作品ありがとうございました。
- 壱原 棗
1ページ目とカラーリングも相まって、白い紙にじわじわと水彩絵具で色が広がっていくような始まりでした。モナくんとのやりとりはお年頃特有の温度差が際立ってました(笑)少し達観した言い回しのするリコちゃんが、お兄ちゃんに対してギャップがあるのがたまらないです。レンくんの全ては手のひらの上って感じが食えない男感もトドメを刺しにきてました。企画内唯一のステキな兄妹関係を描いてくださって、ありがとうございました！！"((∩´︶`∩))"
- MaiKa
モナくんは苦労性ですね(｀･ω･´)これから報われてほしいです。 リコちゃん、あなた最高です。お兄さん好きもここまで貫かれると認めるしかありません。あなたの愛は本物だ。レンさんも最後に意味深なセリフです。この妹にしてこの兄ありみたいな。改めて兄妹っていいなと思いました。 サヴィレリーの特徴も魅力的に描かれて素敵でした。雪に閉ざされた美しい土地。ふたりが育った地だけに余計に儚さがプラスされたようです。素晴らしい物語をありがとうございました。
