「えーもう死んじゃうの?どうせ余命あと一ヶ月なのに」


突然現れたあなたは、



────死神でした。


夢も希望もないこの世界で生きていたって仕方ない。
そう自ら命を断とうとしていた私の前に現れたのは、天使でも悪魔でもない、死神でした。


「どうせならその一ヶ月、俺にくれない?」