「おまけ2/ダリア」拝読しました.゜
 光君の、幼さが残った可愛らしさと葉月を大切にする大人っぽさのギャップが堪らなく好きです。少しずつ、二人の歩幅で寄り添って、これからも成長していくのかな、とか色々と想像を膨らませていると、頬が自然に緩んで仕方がありませんでした。もう、幸せ。この一言に尽きます。温かくて優しい二人の雰囲気に今回も和ませて頂きました。でも、二人の人生が深く感じるのは、二人が幸せそうで良かったと心から思えるのは、痛くて辛い過去を乗り越えてきた彼らの真っすぐな姿勢を母親のように見守ってきたからだと思っています。
 本当に、この作品の独特なゆっくりとした時の流れが大好きです。まるで木々のせせらぎを聴いているような、柔らかな陽ざしに溶け込んでいきそうな、そんな憩いの場がここにはあります。二人は私の憧れであると同時に、癒しです。大好きな作品にまた番外編を追加されていると知り、わくわくして。読了後の今も、胸が高鳴っています。素敵な時間をありがとうございました